原付に乗りたいんだけど、
ファミリーバイク特約と
バイク保険はどっちに入った方がいいの?
こんな悩みにお答えします。
1. 『ファミリーバイク特約』と『バイク保険(任意保険)』
原付バイクを買ったばかりの人が、
保険を考えるときに一番最初にぶち当たる悩み、
それがバイクの保険の悩みです。
- 「原付バイクはファミリーバイク特約に加入できるらしい。」
- 「ファミリーバイク特約は費用が抑えられて良いらしい。」
- 「だけどファミリーバイク特約は補償が甘い」
- 「長く乗ったらバイク保険でもほとんど金額変わらない」
インターネットで調べると色々な情報が混在していて、
なかなかきめられなのではないでしょうか。
というわけで、今回は私が、実際に見積もりや補償内容を調べて、
どんな人がファミリーバイク特約がいいのか、
バイク保険に入った方がいい人はどんな人かを紹介していきます。
①『ファミリーバイク特約』に入った方がいい人
大まかな結論から紹介すると、
以下に当てはまる人は、
ファミリーバイク特約に入った方がいいです。
- 親族または自身が自動車を所有かつ任意の自動車保険に加入している
- 免許証の色はグリーンまたはブルーで原付バイクに乗っている年数が短い
- 将来的に長くバイクに乗る予定はない
- 最低限補償できればあとは貯金でもしものときに備えておける
- 家族などで、125 cc以下のバイクを複数代所有している
②『バイク保険(任意保険)』に入った方がいい人
バイク保険に加入した方がいい人は、以下のような人です。
- 多少コストがかかっても、もしものリスクに備えたい
- 今後バイクに長く乗車する予定の人
- ゴールド免許で事故歴もほぼない
- 将来125cc以上のバイクに乗る予定の人
2. 『ファミリーバイク特約』と『バイク保険』どちらかに入るべき理由とは?
バイクに乗るときは、あらかじめ
自賠責保険(強制保険)に加入する必要があります。
しかしながら、自賠責保険の補償内容は、
事故相手への対人賠償3,000万円までが主で、
対物賠償や、自身の怪我への補償はされません。
とくに、バイクは自動車に比べ、
自身がケガをする可能性が高いため、
自身のケガへの補償は必要不可欠です。
この自賠責保険では補えない補償をカバーするために、
任意のバイク保険に入るのです。
しかし、125cc以下のバイクで、
自身または親族が自動車保険に入っている場合は、
その自動車保険に追加で
『ファミリーバイク特約』をつけることで、
保険料を抑えることができます。
3. ☆☆コスト比較☆☆
では実際にコストを比較していきましょう。
① 原付バイク乗りたて16歳学生通学の場合
バイク保険が思った以上に高い!!
バイク免許取り立ての学生が
任意のバイク保険に入ろうとすると、
事故に遭う可能性が高いと判断され、
保険料は恐ろしく高くなります。
一方で、ファミリーバイク特約は、
自動車所有者(自身又は親族)の名義の保険に
特約としてセットするため、
基本的に等級などに影響されず
2万円以内で収まることが確認できました。
若くて、特に等級が低い人は、
断然ファミリーバイク特約がいいね!
バイク保険で費用を抑えたいなら、
親名義でバイク保険に加入し、
対象者無制限にする方法もありますが、
かなりグレーゾーンなので判断はお任せします。
ロードサービスなどもしものときにそなえたい人は、
ファミリーバイク特約に加入しながら、
JAFの年間会員になった方がコスパがいいです!
② 40代ゴールド免許 (20等級)通勤用の場合
事故率の低い40代でゴールド免許、等級20等級の場合は、
バイク保険はかなり割引になり、
3万円台まで抑えることができそうです。
それでも、ファミリーバイク特約より
保険料が安くなることはなさそうです。
ただし、今後、大型バイクなど
125cc以上のバイクに乗る予定の方は、
ファミリーバイク特約に入れなくなるので、
早めにバイク保険に入って等級を
上げておく方法もいいかもしれません。
今後、何年もバイクに乗る予定の人、
今後125cc以上のバイクに乗る予定の人は、
バイク保険に入って等級を上げておくのもいいかもね!
もちろん、違反や事故をせずに
等級を上げられることが前提ですが・・。
4. まとめ
『ファミリーバイク特約』と『バイク保険』の
保険料について比較してきました。
やはりファミリーバイク特約の方が保険料を
安く抑えられます。
しかし、今後何年もバイクを乗る予定の人や、
125cc以上のバイクに乗る予定の人、
ロードサービスや弁護士費用特約など、
補償を手厚くしたい方は、
任意のバイク保険にはいる価値があります。
自分の財布と将来の予定に
合わせてしっかり判断していきましょう。