原付バイクを買ったんだけど、
保険はどんなものがあるんだろう?
原付バイクを買ったばかりの人は、
誰しも思う悩みだと思います。
今回は、原付バイクの保険の種類を紹介します。
1. 保険の種類
原付バイクが加入すべき保険は、
大きく2種類に分類されます。
また、任意のバイク保険の代わりに
に加入する人もいます。
それぞれ紹介していきます!
① 自賠責保険(共済)
自賠責保険は、自動車損害賠償責任保険の略称。
原動機付自転車を含む、全車両が
加入を義務付けられている強制保険で、
車両事故を起こしてしまった場合に、
被害者を救済するための保険です。
しかし補償額には上限があるため、
任意保険やファミリーバイク特約で、
カバーする必要があります。
原付バイクの自賠責保険の加入・更新を忘れずに!
普通の自動車の場合は、車検に合わせて
自賠責保険の加入手・更新手続きも
お願いする場合が多いですが、
原付バイクは、そもそも車検がないため、
購入時以外、通常自分で加入・更新の
手続きを行う必要があります。
そのため、自賠責保険の加入や更新は、
忘れないように気をつけなければなりません。
自賠責保険に加入してない車(バイク)
を運転すると、1年以下の懲役または
50万円以下の罰金、
自賠責保険の証明書を
所持していない場合でも、
30万円以下の罰金が科せられます。
また、無保険車両運転として
交通違反となり違反点数6点、
6ヶ月以内の免許停止処分となります。
自賠責保険の加入・更新手続きは、
販売店だけでなく、インターネットや
コンビニからでも行うことができます。
自賠責保険は、購入時に販売店側で
加入手続きしてくれること多いよ!
(加入・更新手続きについては、こちらの記事をご参照ください)
☆原付バイクの自賠責保険料☆
自賠責保険の加入期間は、
1年〜5年の間で決めることができます。
また、中古バイクなどの場合、
前回の所有者が加入した
自賠責保険の期間が残っていれば、
引き継ぐことも可能です。
② 任意保険(バイク保険)
任意保険とは、その名の通り、
加入してもしなくてもいい保険で、
自賠責保険でまかなえない補償を
手助けする役割を担います。
しかし、バイクなどの乗り物を使用する人なら、
自賠責保険だけでは補償が不十分です。
自賠責保険は、車両の事故で人を傷付けたときに、
3,000万円まで補償してくれるものです。
しかし、下記の内容は
自賠責保険では補償されません。
- 相手に対する3,000万円以上の補償
- 対物(車両をぶつけて物を壊した等)
- 自身傷害(事故で自分が怪我をした等)
- 車両(事故で車両が壊れた際の修理費)
そのため、任意保険で、足りない補償を
追加する必要があるのです。
補償内容を手厚くするほど
保険料は高くなるのは当然ですが、
年齢や車両の等級によっても、
保険料が変わってきます。
もしものことを考えて、
対人・対物補償は無制限にしたいね!
(バイク(任意)保険のえらびかたは別記事にて解説します)
③ ファミリーバイク特約
『ファミリーバイク特約』とは、
自動車保険に付加する特約で、
自動車保険の契約者及び、
その配偶者、同居中の親族、
別居中の未婚の子どもが運転する
原付バイク(125 cc以下) に
対人・対物無制限の補償と、
オプションで自身傷害補償等の
補償もすることができます。
保険料も任意のバイク保険に
加入するよりも割安で、しかも、
バイクは基本何台でも加入でき、
かつ等級などもないため、
原付バイクの台数が増えたり、
事故で保険金を受け取ったとしても、
保険料は上がりません。
任意保険は等級や年齢に応じて
保険料が上下するんだね!
家族又は自身が自動車を所持し、
かつ125 cc以下のバイクを
複数所持している方は、
加入を検討する価値は大いにあります!
特に、原付に乗り始めた学生さんなどは、
任意のバイク保険だと、
保険料が恐ろしく高くなり、
任意保険だけで年間約5〜15万円するため、
ファミリーバイク特約に
加入することをおすすめします。
2. まとめ
原付バイクが加入すべき
保険の種類について紹介してきました。
自賠責保険は自動車やバイクを所有するなら、
法律上、強制的に加入しないといけない保険です。
自賠責保険でカバーできない下記の補償は、
任意のバイク保険や
ファミリーバイク特約で
最低限カバーしておくことをオススメします。
- 対人・対物上限なしの補償
- 自身の怪我や死亡に対する補償
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